ニットは温かく、デザインも豊富なのでついつい手にとりがち。
しかし何度も着ていくうちに毛玉ができてしまうことはありませんか?
「一度着用しただけでも毛玉が・・」という商品レビューも時々みかけますよね。
今回は元アパレル販売員の筆者から、
あっという間に毛玉をがとれるアイテムと、毛玉を作りにくくするコーディネイトをご紹介します。
1:ボディ用T字カミソリで解決!
出来てしまった毛玉。
ニットの素材によって大きさも異なっているかと思います。
ここで登場するのが「ボディ用T字カミソリ」!
3枚歯など様々な種類があるかと思いますが、1枚歯の最もシンプルなもので充分です。
カミソリを軽くもち、毛玉の気になるところを優しくなでるような感覚ですべらせてみてください。
・ニットにカミソリを強くあてない。
・同じ個所を何度もやらない。
・ゆっくりと行う。
ただカミソリで削っているので、多少なり生地が弱まっていきます。
ぜひ見えにくい箇所で試してから行ってみてくださいね。
2:毛玉はなんでできるの?
そもそも毛玉ってなんでできるのでしょうか。
実はコートやバッグとこすれたり、洗濯はもちろん歩いている時の摩擦でもできてしまうんです。
これを聞くと、どの服も同じような場所に毛玉が出来てしまうことが納得できますよね。
ただ摩擦の問題だけではなく、アクリルやカシミヤなど毛玉ができやすい素材もあります。
こちらのサイトがとても丁寧に説明しているので、リンクを貼りますね。

特にニットを購入する際は、素材の表記・洗濯表記は必ず確認しましょう。
せっかくならお気に入りの服を長く着用したいですもんね♡
3:毛玉をつくりにくくする素材をチェック!
じゃあニットは買わない方がいいの?となってしまいそうですが、合わせるものを工夫すれば毛玉の発生も最小限に抑えられます。
たとえばこの写真のようなタートルネック+ウールのコートというコーディネイト。
冬によくみる組み合わせですよね。
しかしこれだとすぐにタートルは毛玉だらけになってしまいます。
なぜならウールのコートとニットの間で常に摩擦が発生してしまうから。
この場合だと
・袖口
・脇の下周辺
・首~肩
このあたりはすぐに毛玉になってしまいます。
特に裏地のないコートはかなり毛玉発生率を上げてしまうので注意が必要ですよ。
ではニットにはどういう素材を合わせると良いのでしょうか。
4:毛玉のできにくいコーディネイトのご紹介
とにかく摩擦を起こさせない、これが第一条件です。
そこでお勧めなのが、ニットにあたる部分がツルツルとした素材のコート!
ニットを多く着用される方は、こういったコートが1つあると毛玉ができにくいですよ( *´艸`)
おわりに
今回は毛玉の取り方と、毛玉をつくりにくくする方法についてお話ししました。
お家にあるものですぐとれますので、参考にして頂けると嬉しいです。
