「親が英語できないから、子どもには!」
「将来の選択肢を増やしてあげたい」
多くの方がこう言ってkids英会話スクールに来られます。
ご自身が英語で苦労されたからこそ、子どもにはできる限り身につけさせたい。
そう思いますよね。
では子どもが英語を好きになる、または英語に興味を持つにはどうしたらいいのでしょうか。
生徒数300名以上のスクールで、
6年間カウンセラーとして勤務していた筆者がお答えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
小学生未満のお子様には、こちらをご覧くださいね。
https://ramen-daisuki.com/kids-english/
1:強制しない
英語は日本語と同じ「ことば」、言語です。
何度も繰り返し聞き、話していれば自然と身についていくものですが、
なかなかこの英語環境作りは難しいですよね。
特に小学生ぐらいのお子様の場合、
一度嫌いになってしまうと再度英語学習へのやる気を出させることは至難の業。
とにかく楽しく英語に触れ続けることが大切です。
1日数分でもいい、聞き流すだけでいい。
そんな気持ちでスタートが出来れば、親も子どもも負担が少ないですよね。
様々な教材がありますが、この七田式英語教材は
ネイティブの子どもが普段使う約700フレーズが収録されており、
CDを聞いて真似してみるだけ。
1日7分~推奨している教材で、
特に短期間でお子様の英語力を引き出したい方へおすすめです。
2:生活の中に自然に英語を取り入れる
ご両親が英語を話せる家庭なら、日常に英語を取り入れることは簡単ですよね。
では例えば夕食後や寝る前の10分間、
一緒にyoutubeなどで英語のアニメを見るのはどうでしょうか?
そして出てくる単語だけでも一緒に繰り返してみると、より定着していきますよ。
私が働いていたスクールのアメリカ人講師は、
ディズニーチャンネルを勧めることが多々ありました。
理由は簡単。
ネイティブの子どもたちが使う、ナチュラルな英語だからです。
また最初は英語の理解が難しいお子様でも、楽しく目をひく映像が多いので
集中力が持ちやすいですよ。
3:家族みんなで英語を楽しむ
子どもは想像以上に親のことを見ています。
「私は英語できないから…」なんて毎日言われていたら、
子どもの英語に対するモチベーションが上がるはずはありません。
まずはみんなで英語を自然に楽しむこと、これに尽きます!!
もし洋楽が好きなら子どもの前で歌ってみたり、
色をいう時だけは英語にしてみたり。
数字をカウントする時はいつも英語にするのも面白いかと思います。
「発音ができない」そうおっしゃるご両親も多いです。
世界中の人が英語を使うこの時代、
どこの国の発音がコミュニケーションをとるのに正解かなんてありません。
特に耳が慣れてくると、発音もどんどん似させることができますよ!
恥ずかしがらず、たくさん聞いてどんどん話してみましょう♪
4:否定や強制はせずに、たくさんほめよう!
大人もそうですが、
褒められると嬉しい気持ち・もっと頑張ろうという気持ちになりますよね☆
「この発音違う!」
「ちょうちょ(蝶々)は英語でなんて言う?」
なんて言っていると、子どもはどんどん英語が嫌になってしまいます。
以前この記事でも書きましたが、
小さいうちは蝶々とbutterflyがまだ繋がっていないことも多いです。
私の見てきた限り、2~3歳頃までは英語と日本語に区別をつけていないお子様が多い印象です。
例えば「butterfly(蝶々)」。
こどもたちは蝶々のイラストを見せると反射的に「butterfly」と答えます。
頭の中で「蝶々」から「butterfly」に変換していません。
英語を日本語と同じ、表現の1つとして認識しています。
何か英語を発したら、どんどん褒めてみましょう。
間違えは、もう少し大きくなってからいくらでも直せばいいんです。
この時期に英語が嫌いになってしまうことだけは避けなければいけません。
好きになれば、自然と英語に興味が出ます。
興味が出れば自信にも繋がってきます。
まずは英語を好きになってもらうことが第一ステップですよ☆
5:1日数分でもいい!継続することが大切
以前生徒様で、アメリカで生まれ育ち、6歳で日本に帰ってこられたお子様がいました。
帰国したばかりの時は独り言も英語で、日本語も外国人が話す日本語のようでした。
それが2か月もたたないうちに、全く英語を話さなくなってしまったんです!
これには私も驚きました。
理由を聞いたところ
「英語で話しても誰にも通じない。みんな日本語だもん。」と言っていたのを覚えています。
もう1名、同じ環境の男の子がいました。
その子は毎日英語の絵本をお家で朗読し、感想を英語で話していたようです。
数年後、再度海外に行くことになった際も全く英語力は落ちておらず、
積み重ねの大切さを実感しました。
お子様が英語を好きになるきっかけの1つを、この記事で見つけて頂けると幸いです。
大人の英語学習記事も書いています。
ぜひご覧くださいね☆
https://ramen-daisuki.com/study-english/